バルセロナのアンス・ファティ(2023年6月撮影)

バルセロナは13日、スペイン人FWアンス・ファティ(22)が右足大腿二頭筋を負傷したことを発表した。

アンス・ファティは13日の練習に参加した際、右足を負傷。同日に検査を受けた結果、右足大腿二頭筋負傷で全治約4週間と診断された。これは、今夏のプレシーズンで右足裏を痛めてアメリカ遠征に参加できなかったのに続き、今季2回目のけがとなった。

バルセロナでトップチーム昇格を果たした後、度重なるけがに苦しめられてきたアンス・ファティはまた、昨季1年間の期限付き移籍で所属したブライトンでも同個所を負傷し、2カ月以上の欠場を余儀なくされていた。

今回のけがによりこの後、国際Aマッチ期間を挟み、セルタ、ブレスト、ラス・パルマス、マジョルカ、ベティスとの公式戦5試合の欠場が濃厚となった。順調に回復すれば、来月11日にアウェーで行われる欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第6節ドルトムント戦で復帰することになる。

アンス・ファティは今季ここまで控えに甘んじており、公式戦出場はわずか7試合のみ(先発1試合)。得点、アシストともに記録できていない。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 バルセロナ、アンス・ファティの右足大腿二頭筋負傷を発表 全治4週間で公式戦5試合の欠場濃厚