球団事務所を訪れ、取材に応じる甲斐(撮影・鬼束羽瑠菜)

ソフトバンク甲斐拓也捕手(32)が13日、国内フリーエージェント(FA)権の行使手続きを行った。申請期日最終日のこの日、福岡市内の球団事務所を訪れ申請書類を提出した。

「日本シリーズが終わって1週間という期間で(行使を)決めないといけない中で、たくさん考えてこういった結果になった。(FA権は)一度きりの権利だと思っていますし、ここまで野球をやってきて、この権利というのは自分の野球人生においてもこのタイミングだけだなと思っていた。大きな決断になると思うけど、いろんな話を聞いてみたいと思っています」と、熟考の末、権利行使に至った考えを明かした。

今後はホークス残留を含め、獲得へ名乗りを上げる球団と交渉に入る。「これからそういった球団があれば自分の評価を聞いてみたいし、自分が捕手としてやってきたことがどれだけ評価してくれているのか、また、これから捕手としてどうやっていくのかが明確にできればと思っています」。甲斐についてはすでに巨人が獲得へ興味を示しており、残留を含め複数球団の争奪戦となりそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】甲斐拓也、FA権行使申請書類を提出「自分の評価を聞いてみたい」