会見で海外FA権行使の意向を語った、広島九里(撮影・中島麗)

広島は12日、九里亜蓮投手(33)が昨季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使すると発表した。同日に申請書類を球団に提出し、マツダスタジアムで会見に臨んだ。主な一問一答は以下の通り。

  ◇   ◇   ◇

-資料を提出して、気持ち的にスッキリしたか

「そんな感じはあります」

-重視したいことは

「やっぱりいろんなことに挑戦しながらやって、いろんなことを考えながら、最終的に決断を下すことができればいいというふうに思いました」

-球団は背中を押してくれたと話していた

「本当に一緒にいろんなことに関して悩んでくれましたし、いろんな意見もくれましたし、そういう中でも最終的には自分の気持ちを尊重してくれましたし、もう本当に一緒にいろいろ悩んでくれて、いろいろ考えてくれて感謝してます」

-お父さまへの報告や、お言葉は

「してます。『どんどん挑戦することは大事なことだと思うし、最終的に自分で判断したことに関して、しっかりこれからも変わらず応援する』という言葉をかけてもらいましたね」

-海外FA権行使で、海外と国内両方で移籍を検討か

「海外FA権に関してはそうなると思います」

-一番の理想は、メジャーリーグか

「理想というか、あんまりまだそこは考えていない」

-仮に海外移籍でも契約内容が幅広い。マイナー、メジャーなどで変わる

「やっぱり自分1人のことではないので。何に関してもしっかり最終的には相談した上で、全てにおいては決めようかなっていうふうに思います」

-プロ野球選手として、どこを目指してFA権を行使するのか

「自分自身もっと野球をうまくなりたいですし、もっとレベルアップしたい気持ちも常に持ってますし、そういうところじゃないですか」

-来年34歳。年齢的を考えて、このタイミング

「はい。やっぱり最初で最後だと思います。そういう自分の気持ちをしっかりと球団には伝えた上で、それもしっかりくんでくれましたし、そこは本当に感謝したいです」

-直近での渡米予定は

「ないです」

-マツダスタジアムで練習しながら

「はい」

-新井監督からはシーズン中に話をしたり、決断にあたってどんな後押しがあったか

「『自分で取った権利だから』っていう話をしていただきましたし、僕自身後悔しない選択をしたいという気持ちがあった中で、それもお伝えさせていただいて。『後悔しない選択っていうところをしてくれたら一番だと思う』ということは言われましたね」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】九里亜蓮が海外FA権行使「もっと野球をうまくなりたい」/一問一答