【U19】10番託された湘南MF石井久継「出た場所でしっかりアピールしたい」7月以来の選出
28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)を目指すU-19(19歳以下)日本代表が11日、メキシコ遠征に向けて出発した。
今回は、13日にクラブ・ウニベルシダ・ナシオナル、16日にU-19メキシコ代表、19日にU-19ベネズエラ代表と対戦する。7月の合宿に負傷辞退して以来の選出となったMF石井久継(19=湘南ベルマーレ)は「(中南米のチームは)勝つためにしっかり戦ってくるイメージはあるけど、相手とボールは変わらないので、そこはあまり意識せずにしっかり自分に目を向けてやっていきたいです」と力を込めた。
来年2月には、U-20(20歳以下)アジアカップ(杯)中国大会を控える。同年9月のU-20ワールドカップ(W杯)チリ大会の予選も兼ねる重要な大会へ、残り少ないアピールの場となる。左右のサイドに加え、トップ下とさまざまなポジションでハイレベルにプレーできる。今回は、J3福島ユナイテッドでJ2昇格プレーオフ争いまっただ中のMF大関友翔(19)が不在。代わりに石井が10番を託された。「どこで出るかまだわからないですけど、出た場所でしっかりアピールして、得点に絡めるようにしたい。成長して帰りたいなと思います」と結果を残し、自信をクラブに持ち帰る。【佐藤成】