オリックス内藤はケース打撃で右打ちのサインに応じて右前打

唐揚げ封印効果!?オリックス高卒2年目の内藤鵬内野手(20)が“満塁弾”で自慢の長打力をアピールした。

高知秋季キャンプの9日、ケース打撃の無死満塁想定で右腕才木から左越えアーチ。「フリーのサインだったので長打を狙ってました。監督もコーチも新しい人が増えた。『自分はこういう選手』というのをしっかり見せたい」。岸田新監督も「めちゃくちゃ飛んでましたね。体にキレが出てるんじゃないですか」とうなずいた。

公称180センチ、103キロの大型内野手。8キロの減量に挑戦中だ。中嶋前監督と最後の会話で「体重を落としたらどうか」と提案された。今は2キロ減の101キロ。来春キャンプまでに95キロに落としたいと意気込む。

夕食は糖質制限中。好物の唐揚げなど揚げ物を口にせず、焼き肉も「ヘルシーなレバーとかをちょっと食べてる」と控え気味。代わりにサラダを食べ始めた。この日の昼食はうどんを半玉だけ。補食用の小さなおにぎりを固く握って「もう食べ物の話はやめましょう。食べたくなってきた」と苦笑いした。来月まで台湾ウインターリーグにも参加する大砲候補。しぼった体で一、三塁の定位置争いに名乗りだ。【大池和幸】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】内藤鵬の“満塁弾”に岸田監督「めちゃくちゃ飛んでた」中嶋前監督の提案で減量中