床田寛樹(2024年9月26日撮影)

広島床田寛樹投手(29)が7日、前日に日程が発表された来季開幕に意欲を示した。マツダスタジアムでトレーニングを終えた左腕は「年齢的にもしたいという気持ちもちょっとずつ出て来ているので、争いに加わりたい。今年、カード頭で投げさせてもらって、それなりの成績を残せたのは自信にもつながった。来年は(開幕投手を)やりたいと言うと思います」と言い切った。昨季までは「僕はまだ早い」と謙遜していたが、今季は開幕から主にカード初戦を任され、2年連続2桁11勝をマーク。先発の柱としての自覚も芽生えている。

「昨年ぐらいから、僕とか森下が引っ張っていかないととは思っていた。森下はずっと結果を出して、僕はあまり結果を出せていないことが多かったので、いろいろもどかしいのはあったんですけど、来年もう30(歳)なので。遅いかもしれないけど、そういうのを見せないといけないと思っている」

前日6日にセ・リーグの来季日程が発表され、開幕カードは新生・藤川阪神との対戦となった。床田は今季5度対戦し、チーム最多タイの3勝(2敗)をマークし、防御率も1・30と安定していた。相性だけでなく、2年連続チーム最多勝利数を記録するなど、初の大役を務める資格は十分にある。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】床田寛樹が藤川阪神との開幕投手に意欲「来年はやりたいと言う」2年連続2桁星を自信に