育成契約で楽天に入団した蕭齊(左)と後関スカウト部長(撮影・山田愛斗)

楽天と育成契約で合意した台湾出身の蕭齊(シャオ・チ)投手(18)が4日、楽天モバイルパークで入団会見を行った。197センチ、98キロの大型右腕で、身長にちなんで背番号は「197」。複数年契約で年俸は300万円。「学生の頃から日本の『MAJOR(メジャー)』という漫画を見て、甲子園に憧れていて、いつか日本の野球、日本のグラウンドでプレーしたいと思ってました」と話した。

チームに同郷の宋家豪投手(32)、育成の王彦程投手(23)が在籍していることは心強い。「台湾の選手と一緒にプレーができるうれしさもあるし、宋家豪選手とは会ったことはないんですけど、育成の王彦程選手は高校(穀保家商高)の先輩であり、入団する前にメッセージでやりとりはしていました」と明かした。

U18台湾代表候補で、持ち味は最速152キロの直球とチェンジアップだ。「まずは1日1日の練習を積み重ねて、いつか楽天を日本一に導けるようなピッチャーになりたいです」と壮大な目標を掲げた。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】台湾出身の18歳・蕭齊が入団会見「日本一に導ける投手に」背番号は身長と同じ197