【日本ハム】加藤豪将が引退「これからも新しい挑戦を」13年ドラフト2巡目でヤンキース入団
日本ハム加藤豪将内野手(30)が3日、今季限りでの現役引退を表明した。球団を通じて「12年間、応援し支えてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございました。これからも新しい挑戦を続け、これまでの経験と感謝の気持ちを胸に、前に進んでいきます」とコメントした。
両親は日本人で米カリフォルニア州マウンテンビュー出身。ランチョバーナード高から13年ドラフト2巡目(全体66位)でヤンキースに入団。複数球団のマイナーチームで腕を磨きながら10年目の22年にブルージェイズでメジャーデビューし、初安打も放った。
同年に新庄監督の強い意向もあって日本ハムからドラフト3位で指名され、日本球界入り。23年は2リーグ制後の新人最長タイ記録のデビューから10試合連続安打をマークした。今季は開幕1軍入りも打撃不振で5月下旬から約3カ月間は2軍生活。8月末に再昇格も結果を出せず、CSメンバーからも外れていた。
NPBでは通算90試合出場で打率2割2厘、6本塁打、17打点。日本ハム入団会見が行われた22年11月4日からちょうど2年が経過したこの日、日米を渡り歩いた激動の野球人生にピリオドを打った。