ドジャースのロバーツ監督(ロイター)

ロサンゼルスが空前の歓喜に沸いた。ワールドシリーズでヤンキースとの43年ぶりの東西名門を制し、4年ぶりのワールドチャンピオンに輝いたドジャースが1日(日本時間2日)、優勝パレードを行った。前回優勝の20年は新型コロナウイルスの影響で実施できず、1988年以来36年ぶりのパレード。デーブ・ロバーツ監督(52)や選手たちが、ファンとともに喜びを分かち合った。

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ロバーツ監督は、誰よりも優勝パレードの日を楽しんだ。集まった大勢のファンから熱狂的な歓声を浴び、満面の笑みで手を振って応えた。パレード後にドジャースタジアムで行われた祝勝イベントでは、ロサンゼルス生まれの有名ラッパー、アイス・キューブと一緒にノリノリで踊りながら登場。「こんなクールなことやったのは初めて」と大満足の様子だった。

ステージでは真っ先にマイクを取り「来年も、もう1度このパレードをやろう」と盛り上げた。地元テレビ局スポーツネットLAのインタビューでは「ファンのために、これ以上うれしいことはない。言葉もない」と感激し、悲願の世界一達成に「このチームは才能のある選手の集まりだが、彼らが自分の持てるもの以上を出して戦ってくれた」と選手たちをたたえた。

祝福ムードは野球界にとどまらず、5日に選挙を控える米次期大統領候補でカリフォルニア州出身のカマラ・ハリス副大統領(60)からも祝福の電話。「あなたのリーダーシップ、すばらしい勝利を、これ以上、誇らしく思うことはない」と祝いの言葉をかけられた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ノリノリなロバーツ監督「来年も、もう1度」ハリス副大統領からも祝福の電話「すばらしい勝利」