室内で打撃練習する阪神森下(撮影・上山淳一)

侍ジャパン森下翔太外野手(24)が2日、初のライブBPで状態の良さをアピールした。

13日開幕の「第3回WBSCプレミア12」に向けた宮崎キャンプ第2クール初日。シーズンでも対戦経験がない今季9勝左腕の隅田から長打性の快音を奏でた。

空振り三振に倒れた後の2打席目、ファーストストライクから直球を強振。「ちょっと先だった」が、打球を左翼フェンスにぶち当てた。1打席目の反省を生かして修正し、「試合は空いているけど状態としては良いというか。キープできている」と胸を張った。

投手との対戦は10月13日のCSファーストステージDeNA戦以来約半月ぶりだったが遜色ないスイング。井端監督も「CSで敗退してからピッチャーの球を打つ中で、最初から振れる。彼の持ち味だと思う。対応の早さもあるので期待しています」と評価した。

5日には練習試合・広島戦(宮崎市清武)も予定。4番候補の期待がかかる森下に緩みはない。「結果を出さないとスタメンで使ってもらえるかも分からない。結果を残して頑張りたい」。打線の中心として世界一に貢献する。まずはあいさつ代わりの打撃を見せた。【波部俊之介】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【侍ジャパン】森下翔太が隅田撃ちで状態アピール!左翼フェン直打に井端監督「対応の早さある」