名古屋対新潟 延長後半、ゴールを決める新潟小見(撮影・垰建太)

<YBCルヴァン杯:名古屋3(5PK4)3新潟>◇2日◇決勝◇国立競技場

アルビレックス新潟は1-2の後半追加タイム5分過ぎ、途中出場のFW小見洋太(22)が自ら倒されたPKを右隅に沈め、同点に追いついた。試合は延長戦に突入している。

小見は埼玉・昌平高時代から、小刻みな助走でジリジリとボールに近づく独特の形を持っている。高3で出場した全国選手権であったPKの場面では、50回(日刊スポーツ調べ)ほど足踏みしながら前進してGKを幻惑してキックを成功させ、話題となっていた。

プロ入り4年目で初めてキッカーを任されると、小刻みPKを発動。決めれば同点に追いつく重要な場面。高校時代より助走は控えめで時間はかけなかったが、冷静なキックを成功させた。

PK戦でも小刻みに、同じ右方向に決めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ルヴァン杯】新潟FW小見洋太が高校選手権で見せた小刻み助走PKを決める