イチロー氏ドジャースVに「あの舞台に立てるのはいいな。僕は立っていないので」 インスタライブ
マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が31日、オリックスグループのインスタグラム「SMILE ON」で、悩める大人の相談ライブ「イチ問一答」第3弾を行った。仕事や恋愛、人間関係などで寄せられた「大人な悩み事」に対し、イチロー氏が回答した。ゲストには俳優のMEGUMIが登場した。
主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-人をうらやむか
イチロー氏 先日、高校野球を見に行った。会場に入った瞬間、3アウト目を取る球が157キロと出た。僕は140キロを目指している。自分が小さく見えた。高校2年生で、とうらやみました。1分の1で157キロを投げるのはびっくりしました。
-ドジャースは優勝したが
イチロー氏 あの舞台に立てるのは、いいなと思う。僕は立っていないので。
-ハロウィーンの思い出は
イチロー氏 全くないです。この時期はアメリカにいない。
-30代で結婚していない。マッチングアプリも使ったがうまくいかない。焦りもある。何が自分に足りないのか分からない。
MEGUMI 恋愛はすぐにうまくいかない。ダメでも自分を責めずに、次と思って欲しい。
イチロー氏 マッチングアプリとよく聞くが、全く知らない人同士が会うのですよね。怖くないですか。
MEGUMI 私も使ったことはない。目的が一緒。怖いというよりポジティブな出会いなようです。
-30代は何か感じたか
イチロー氏 30代も40代も現役だったので、何も感触はなかった。50代は、引退していたのであった。
MEGUMI 30代になってシミなどができた。気持ちも落ち込んでしまったので、美容を始めた。
-野球をやっている小学6年生の息子に対し、夫が厳しすぎるように見える。笑顔が見えなくなってきた。
イチロー氏 珍しい。最近はこういう人を聞かない。どう度を超えているか分からないが、お子さんが好きで野球をやっているなら、少し危ない。楽しいのでやっているのに、続けたいというモチベーションにつながらない。次の春に中学生。このタイミングでお父さんが変わるには、いいタイミング。きっかけをお母さんに与えてほしい。「イチローがこう言っていたよ」と伝えてほしい。将来的には、お子さんが大人になった時「あれが支えになっている」となればいいけど。筋が通っていてほしい。
MEGUMI お父さんは、息子さんを思ってのことだと思う。お母さんや第三者にこぼせる場所があるといい。ほめられると、やる気が出る。私も子供に言えていなかったかも。2人とも、ほめるというのがいいかも。
イチロー氏 僕は基本的にほめない。みんなが優しいから。このケースは違いますが。
-高校生の指導でも
イチロー氏 終わった時に「優しかった」と言われると、がっかりする。
-小さい時の厳しい指導は
中学では1打席凡退すると、正座で(話を)聞かないといけなかった。監督が誰よりもうまいから(聞いた)。
-気になる人がいる。一緒に食べ歩きをしている。楽しい。告白して(失敗すると)楽しい時間がなくなると嫌だ。
イチロー氏 しなくていいのでは。
MEGUMI 女性は、私もだけど結果を早く知りたい。どう思っているのか。男性はプロセスを楽しんでいるようで、時間軸、ペースが違うように感じる。楽しい事実を味わって、
イチロー氏 女性側がサインを出していたら、キャッチしてほしい。
MEGUMI 分かりますか
イチロー氏 さりげなく出している場合もあるからなあ。