18年2月、福島との練習試合でボールをキープする沼津MF伊東

J3アスルクラロ沼津の元日本代表MF伊東輝悦(50)が今季限りでの現役引退を決めた。10月31日、静岡沼津市内で記者会見し、表明した。93年のJリーグ開幕から清水でプレーし、計5クラブ、J1からJ3までの全カテゴリーでプレー。96年アトランタ五輪ではブラジルから決勝点を奪う「マイアミの奇跡」を起こすなど、日本を引っ張ってきた。93年からJ一筋で560試合出場した唯一無二の鉄人が32年間のプロ生活に幕を下ろす。

   ◇   ◇   ◇

<鉄人と一問一答>

-チームメートに伝えた時の反応は

びっくりしている選手もいただろうし、中には、やっと辞めるんだと思った選手もいたんじゃないかな。

-引退後は

全く決めてないです。

-印象に残っている試合やプレーは

32年たっているので昔のことは忘れている。何だったら、今が一番楽しい。記憶が鮮明だから。

-クラブの後輩に伝えたい思いは

残り4試合で昇格の可能性がある。若い選手がピッチの上で躍動している姿を見たい。一番いいのは最後に一緒に喜べること。

-長いサッカー人生を一言で表すなら

サッカーに出合えて良かったなと。サッカーをきっかけに多くの友人ができたり、サッカーのおかげでいろんな経験ができたので。

-サッカー選手を目指す子供たちへ

サッカーを好きになって、サッカーを楽しむこと。それが一番だと思う。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【沼津】伊東輝悦「好きになってサッカーを楽しむこと」サッカー選手目指す子供たちへ/一問一答