打撃練習を行う石川昂弥(2024年10月15日撮影)

中日石川昂弥内野手(23)が31日、「松中塾」入りへ、1キロのマスコットバットを発注したことを明かした。

プロ入り後はマスコットバットを使用しないタイプだったが、メーカーには発注済み。1日からナゴヤ球場で始まる秋季キャンプで徹底的にバットを振り込む意欲を見せた。

10月30日に就任会見を行った平成の3冠王、松中信彦打撃コーチ(50)は、「(今の選手は)投手のボールが速いので操作しやすい870グラムとかのバットを使うようになっている」と、井上新監督へ1キロのマスコットバットでの振り込みを提案。すでに秋季練習、みやざきフェニックス・リーグでの使用を勧めてきた。

昨季は初の2桁13本塁打を放ち、規定打席に初到達した石川昂だったが、今季は82試合、4本塁打、25打点に終わった。森野打撃コーチらとバットを体の近くを通す新フォームへ秋季練習から取り組んできた。松中コーチは1日のナゴヤ球場での秋季キャンプから指導をスタート。「明日から一緒にやるので、なにかあったら聞きたい」。令和の3冠王を目標に掲げる和製大砲が、松中塾で自慢のパワーに磨きをかける。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】石川昂弥マスコットバット発注明かす 振り込み提案の松中信彦コーチの指導1日スタート