ソフトバンク対DeNA 6回裏ソフトバンク2死二、三塁、山川を中飛に打ち取りガッツポーズをするケイ(撮影・藤尾明華)

<日本シリーズ:ソフトバンク-DeNA>◇第4戦◇30日◇みずほペイペイドーム

DeNAアンソニー・ケイ投手(29)が日本シリーズ初登板で、7回7奪三振無失点の快投を披露した。

初回を3者連続三振と抜群の立ち上がりを見せると、3回まで1人の走者も出さない完全投球。序盤はソフトバンク打線を寄せつけなかった。

ピンチの場面では一段とギアを上げた。5回2死三塁、甲斐への8球目に、この日最速となる155キロを計測。粘る甲斐を次の9球目スライダーで三ゴロに仕留めると、グラブをたたき喜びを表現した。

ケイは巨人とのCSファイナルステージで2試合に先発。計9回1/3を投げ2失点(自責1)で防御率0・96と安定感が光っていた。ポストシーズンに強い助っ人左腕が、日本シリーズの大舞台でも勝負強さを発揮した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】ケイが日本シリーズ初登板で7回7K無失点の快投 最速155キロ計測