【阪神】藤川球児監督「姿勢、背中で見せてくれ!」佐藤輝明&中野拓夢にリーダー役の自覚促す
阪神藤川球児監督(44)が30日、佐藤輝明内野手(25)と中野拓夢内野手(28)に「リーダー指令」を出した。
甲子園で行われていた秋季練習はこの日が最終日。目前にせまった秋季キャンプは若手が主体となる。「佐藤とか中野に関しては、姿勢、背中で見せてくれというところ。このチームを背負ってるというところですよね。彼らが次の世代に見せてくれると思う」。チームを引っ張る立場としての自覚、存在感発揮を促した。
「僕ら40(歳)ぐらいまでやりましたけど、10、20代の人がその練習を見てもダメなんですよ。彼らはいい教材が近くにある」。来季5年目の2人はともに20代。山田ら高卒1年目も含め若手と年齢も近く、絶好のお手本として期待できる。「1軍でバリバリやっている選手たちを近くで見られる。その所作を若い子が覚えられる」。中心である2人が背中で引っ張り、後輩たちが姿を見習えば、キャンプを充実させる相乗効果も生まれる。
佐藤輝も「しっかり姿勢というのを見せる、見せられるように、やりたい」と自覚は十分だ。教えを請われたとしても「1軍でないと分かんないこともありますし。はい、聞かれれば。何でも答えたい」と歓迎した。主力も若手もぐんぐん伸びる秋にする。