投内連係を行う阪神才木(撮影・上山淳一)

侍ジャパン才木浩人投手(25)が30日、キャンプ初の屋外キャッチボールで中日高橋宏をビビらせた。「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に向けた秋季キャンプ2日目。室内で軽めに投げた初日から一転、この日は屋外で通常通りにキャッチボールを行った。初日に続いてペアを組んだ高橋宏は、才木の1球1球に驚きが止まらなかった。

高橋 いい球を投げるというのは元から知ってたけど、想像のはるか上を越すような。勢い、ノビ、球威、球速。やばいっすね。

23年WBCで主にキャッチボールペアを組んでいたのは現ドジャース山本だったという。あらゆるトップ選手のボールを知る上で「初めての感覚に近いというか。今永さんともちょっと違うし、由伸さんともちょっと違う。新しい感覚でドーンとくる感じ」と表現した。WBC右腕も見たことがない剛速球だ。

一方で才木も高橋宏のボールには「めっちゃ球強いので。すごいと思いました」と刺激を明かした。この日はともに投内連携ノックなども行い「動きをチェックして、いい感じ」と状態にも胸を張る。31日に初めてブルペンにも入る予定だ。先発の一角として期待される両右腕。高め合いながらジャパンを支えていく。【波部俊之介】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【侍ジャパン】阪神才木浩人、初屋外CBで高橋宏斗ビビらす「想像のはるか上」世界一知る右腕も衝撃