【中日】平田良介新コーチが会見「指導者の道をずっと夢みて行動していた。機会をいただき感謝」
中日の来季コーチに就任する平田良介氏(36=外野守備)が30日、名古屋市内の球団事務所で会見に臨んだ。
現役引退から2年。指導者としての古巣復帰に「井上監督から手伝って欲しい、とお話をいただき非常にうれしく思いました。指導者の道をずっと夢みて行動していたので、貴重な機会をいただき感謝しています」と緊張気味に話した。
中日一筋の道がつながった。「現役で17年お世話になった球団に、またお世話になることは光栄だと思っています。やりがいを感じています。外野手の守備に一点集中して、中日の選手がゴールデン・グラブ賞を総なめできるような2025年したい」。18年にゴールデン・グラブ賞を受賞した名手が、外野強化を担う。
◆平田良介(ひらた・りょうすけ)1988年(昭63)3月23日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭時代は、大阪桐蔭・辻内崇伸(元巨人)、近大付・鶴直人(元阪神)、履正社・岡田貴弘=T-岡田(オリックス)とともに「浪速の四天王」と呼ばれ、3年夏の甲子園では準々決勝の東北戦で3本塁打。甲子園通算5本塁打は歴代5位タイ。05年の高校生ドラフト1巡目で中日入り。レギュラーに定着した11年には、プロ野球最多記録タイで球団史上唯一の2試合連続サヨナラ本塁打。15年ベストナイン、18年ゴールデングラブ賞。18年8月16日DeNA戦(ナゴヤドーム)ではサイクル安打を達成した。現役時代1227試合、105本塁打、484打点、打率2割6分8厘。177センチ、105キロ。右投げ右打ち。