田中賢介氏(2024年3月撮影)

<ワールドシリーズ:ヤンキース-ドジャース>◇第3戦◇28日(日本時間29日)◇ヤンキースタジアム

左肩の亜脱臼を抱えながら強行出場するドジャース大谷翔平投手(30)を、同じく亜脱臼の経験がある日本ハム時代の先輩が心配した。

NHKBSでの中継では、日本ハムで15年から3年間ともにプレーした田中賢介氏(43)が、グラウンドレベルで大谷の様子を伝えた。田中氏は「スイング自体は変わらないが、痛いのは走るときではないか。腕を振ることが一番痛い。スライディングはすごく慎重にやらないといけない。左手を突いてスライディングができなくなる、違うところをケガしなければ…」と心配した。

大谷は第1打席で一度もバットを振らずに四球を選ぶと、左手でユニホームの胸元つかんだままプレー。フリーマンの2ランでゆっくりベースを1周する時も、左手で胸元をつかんだままだった。

田中氏は15年に利き腕側の右肩を亜脱臼。痛みを抱えたままCS終了までプレーを続けた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 亜脱臼で強行出場経験の日本ハム時代の先輩が大谷翔平を心配「痛いのは走る時ではないか」