指名あいさつを終え、記者会見する藤川監督(左)とNTT西日本・伊原(撮影・藤尾明華)

阪神からドラフト1位指名を受けたNTT西日本・伊原陵人投手(たかと、24)は同期に負けず、新人王を目指す。運命の1日から一夜明け、周囲からは約260通のメッセージを受けたという。球団から指名あいさつを受け、藤川監督とも初対面。「実感が湧いてきました」と気を引き締めた。

社会人出身で1年目から期待される。「新人王というところが即戦力としては大事なことだと思う。目標にして頑張りたい」。今秋のドラフトでは中日1位金丸や楽天1位宗山ら有望選手も多かった。「周りを気にしすぎても自分のことに集中できない。やるべきことをできれば、自ずと結果はついてくると思う」とどっしりと立ち向かう。

藤川監督からは先発として期待される。第一目標は開幕ローテ入りだ。「そこに行かないと新人王なんて到底たどり着かないと思うので」。1年目から強力投手陣に割って入る。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】ドラ1伊原陵人が掲げる新人王の目標「即戦力として大事なこと」金丸らライバルとの勝負