【ドラフト】指名漏れ慶大・清原正吾に四国IL・香川が熱いラブコール 進路の正式決定は早慶戦後
ドラフト会議で指名漏れした慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)に対し、四国IL・香川が強い興味を持っていることが24日、分かった。
上田誠球団代表(67)は「彼が進路を決めるにあたって、お声掛けはしています」と日刊スポーツの取材に明かした。
横浜市内の会見場には「清原」の紙が張られた席があったが、主役が座ることはなかった。今後、まずは野球継続の有無を決断することになるが、現役続行となれば独立リーグが1つの選択肢になる。
05年から4球団でスタートした「四国アイランドリーグ」(現四国アイランドリーグplus)は各球団とも公式戦68試合を行い、ソフトバンク3軍との定期交流戦もある。ソフトバンク又吉らも輩出した香川球団は、今季から上田球団代表が就任。慶応(神奈川)の監督として甲子園に4度出場した上田氏は、清原が慶大の下級生の頃にBチームのコーチを務めていた縁もある。6年間野球から離れた清原を名門大で4番を打つまでに成長させた慶大に近い環境が、四国にある。
進路の正式決定は、清原が「大学野球人生の締めくくりとして、体がボロボロになっても戦いたい」と意気込む11月9日からの早慶戦の後。父清原和博氏(57)と同じNPBの道は開かれなかったものの、うれしいラブコールが寄せられた。