【DeNA】くじは番長のゴッドハンド 1位公言せず「即戦力投手数名とれたら」統括本部長補佐
DeNA進藤達哉チーム統括本部長補佐(54)が23日、スカウト会議後に取材に応じ、1位指名は明言しなかった。「いつものように結論には至っておりません」と話すに留めた。
チームは21日にCSファイナルステージ第6戦で勝利し、17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。一方でリーグ戦は3位に終わり、12球団最長ブランクを更新する26年連続のV逸となった。チーム防御率がリーグ5位の3・07に終わるなど、補強ポイントは明白で、進藤チーム統括本部長補佐は「ドラフトトータルで考えて、即戦力で行ける投手が数名、とれたらいいなと思ってます」と話した。
指名人数についても「漠然とはありますけど、カチッとしたものではない。例年通りくらいの人数は指名できるんじゃないかと。育成に関しても数名、良い選手がいれば指名するんじゃないかと思います」と見通しを示した。
1位指名が重複した場合のくじ引き役には、来季の続投が22日に正式発表された三浦大輔監督(50)が務める予定。これまで2戦2勝ちで21年小園(2球団競合)、23年度会(3球団競合)を引き当てており、「三浦監督のゴッドハンドにお願いしたいと思ってます」と託した。三浦監督も「ゴッドハンドといえるほど、大層なじゃないです。たまたまです」と照れ笑いを浮かべながらも「もし抽せんになった場合は、気持ちを込めて臨みたいなと思います」と力を込めた。