福岡大大濠・柴田獅子(2024年7月24日撮影)

<プロ野球ドラフト会議>◇24日

「舜平大2世」の呼び声高い福岡大大濠の最速149キロ右腕、柴田獅子(れお)投手(3年)が2球団競合の末、日本ハムから1位指名を受けた。

「憧れです」という同校OBのオリックス山下舜平大投手(22)と同じ舞台に立つ権利を得た。10月上旬、セパ全12球団と面談を終え「不安と楽しみが半々です」と話す一方で「1軍での活躍が目標です」と胸を躍らせていた夢の世界。基本は投手メインの評価とされるが、高校通算19本塁打を誇る打力も魅力。「本塁打を多く打ちたい。打撃も投手でも活躍できるのがベストです」と話しており、投打二刀流起用になれば、ドジャース大谷級への成長にも期待がかかる。

狙うは最速160キロ&新人王。昨季大ブレークした山下は意識するところで「(新人王は)取りたいです。球速は上がるとこまで上げたい」と意気込む。高卒3年目の昨季にプロ初登板から9勝3敗で新人王を獲得し、リーグ3連覇に貢献した大先輩に負けない躍動を目指す。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ドラフト】福岡大大濠・柴田獅子は日本ハムが1位指名 160キロ&投打二刀流の活躍期す