【欧州CL】南野2発!5年ぶりCLゴール&香川真司に並ぶ日本人最多の通算4得点
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):モナコ5-1レッドスター>◇22日(日本時間23日)◇モナコ◇1次リーグ第3節
モナコ(フランス)所属の日本代表MF南野拓実(29)がレッドスター(セルビア)戦にフル出場し、2得点と大活躍した。CLで5年ぶりとなるゴールとともに、香川真司に並ぶ日本人最多の大会通算4得点とした。
南野はレッドスター(セルビア)戦にトップ下で先発出場すると、前半20分にDFシンゴのスルーパスを受け、GKとの1対1から冷静にゴール右隅へとシュートを沈めた。
巧みな動きがオフサイドを回避した。レッドスターのDF陣がラインを上げたところ、いったん下がり、パスのタイミングに合わせて再びDFラインの裏へ出た。あまりにフリーだったため、周囲の選手はオフサイドかと足を止めたが、南野はきっちりボールをゴールに流し込んでから副審の旗を確認した。奥の選手が残っており、オンサイドだった。
ザルツブルク(オーストリア)に所属した19年11月27日のゲンク(ベルギー)戦以来となる得点。
試合は前半27分にPKでレッドスターに追いつかれたが、アディショナルタイムの前半49分にFWエンボロのゴールで勝ち越し。さらに後半9分にDFシンゴの豪快なロングシュートが決まり、3-1とリードを広げた。
南野は、1トップのエンボロの背後から積極的に裏に抜けるプレーで存在感を発揮。さらに後半25分にはカウンターからエンボロのパスを受け、右足ワンタッチでゴール。この日2点目となった。国内リーグ戦合わせて今季公式戦では3点目。その後もハットトリックを狙い果敢にゴール前に入っていったが、パスが合わず日本人初の1試合3得点という偉業はならなかった。
後半52分には南野のパスを起点に、駄目押しとなるアクリウシュの5点目も決まった。
チームは今季公式戦で11試合負けなし(国内リーグ6勝2分け、欧州CL2勝1分け)となった。