リーグ優勝を決め、MVPに選ばれたドジャース・エドマン(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース10-5メッツ>◇第6戦◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム

打率4割7厘をマークしたドジャース・エドマンが、優勝決定シリーズでMVPを獲得した。1回に左翼線へ逆転となる2点二塁打、4回には左中間へ2ランを放った。4打点を加え、シリーズ通算11打点は20年シーガーの球団記録に並んだ。数学教師の父ジョンさん、韓国系の母モーリーンさんが見つめる前で「シーズン初め、この状況は全く考えてなかった。今、僕たちはワールドシリーズに行く。信じられない」。23年WBC韓国代表は、声をはずませた。

スター軍団の中で、ユーティリティーとして渋い働きを見せた。今季は開幕前に右手首を痛め、7月下旬にカージナルスから移籍加入。センターラインの遊撃と中堅を守る。打撃は左右両打ちで、今シリーズでもPSで同一シリーズ4人目となる4番と9番をこなした。大谷も「トミーは間違いなくMVPだと思った。シーズン途中から来ましたけど、大きな仕事をしてくれました」とたたえた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース・エドマンが優勝決定シリーズMVP 大谷翔平もたたえる「大きな仕事をしてくれた」