2-0の後半36分、左CKからヘディングシュートを狙う中越・井口(左から2人目)(撮影・小林忠)

<全国高校サッカー・新潟県大会:中越3-0新潟江南>◇19日◇4回戦◇刈羽ぴあパークサッカー場

初優勝を狙う中越が新潟江南に3-0で完勝し、春の県総体に続いて8強に進出した。前半32分、MF柳原理生(3年)が先制点を奪うと、後半31分にFW梅沢駿翔(3年)が加点。2-0の同36分にはMF井口光騎(3年)が左CKから「高校初」と笑うヘディングシュートを決め、とどめをさした。

激しい雨の中、長岡JYFC、長岡ビルボードなどの地元クラブ出身者が多く集うチームは長短のパスをつなぎながら前進し、相手の最終ラインの背後にできるスペースを有効活用して波状攻撃を仕掛けた。

準々決勝(26日)は9大会ぶり7度目の優勝を狙う新潟明訓と対戦する。敵の最終ラインをゴリゴリかき乱す梅沢は「相手の2センターバックは強いが突破したい」と気合十分。推進力を生かしてサイドをぶっちぎる井口は「全力でぶつかり、うちが4強に進む」と挑戦状をたたきつけた。【小林忠】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校サッカー】中越が新潟江南を下し8強進出 次戦は新潟明訓「うちが4強に」MF井口光騎