巨人対DeNA 6回表DeNA1死、右越えソロ本塁打を放つ戸柱。投手井上(撮影・鈴木みどり)

<セ・CSファイナルステージ:巨人-DeNA>◇第4戦◇19日◇東京ドーム

DeNA戸柱恭孝捕手(34)が、完全投球中の巨人井上を一振りで仕留めた。1点を追う6回1死、2ボールから148キロ直球を捉えた。弾丸ライナーで右翼席に飛び込む同点ソロ。今季はリーグ戦でもホームランがなかったベテランが、勝てば日本シリーズ進出が決まる大一番で“今季1号”を決めた。

巨人井上からは6回1死まで打者16人をパーフェクト投球に封じられていたが、嫌なムードを一瞬で振り払った。戸柱は「自分のスイングを心がけたことが良い結果につながったと思います。同点に追いつくことができうれしいですが、守備の方も頑張ります!」とコメントした。山本、伊藤と捕手2人が負傷離脱する中、リード面でも攻撃面でも存在感を見せつけた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】戸柱恭孝が完全投球中の巨人井上から“今季1号”同点弾「自分のスイング心がけた」