栗山英樹氏(2024年4月16日撮影)

日本ハムが24日に行われるドラフト会議の1位候補に福岡大大濠・柴田獅子(れお)投手(3年)をリストアップした。

16日、都内でスカウト会議を実施し、全体では約100人をリストアップ。CSファイナルステージ初戦を戦う福岡で取材対応した栗山英樹CBO(63)は「ファイターズらしい一番は何かを話した。プロ野球全体として新しいスター、やっぱり二刀流の選手を含めてつくらなきゃいけない。なんで俺が福岡にいるのか…も含めていろいろ考えなきゃ」と最速149キロ右腕で高校通算19本塁打、投打で将来性抜群の柴田を1位入札する可能性を示唆した。

この日は1位入札選手の決定までは至らずも、競合必至な明大・宗山塁内野手(4年=広陵)や関西大・金丸夢斗投手(4年=神港橘)らも候補に挙がる。「もちろん素晴らしい選手と分かっているけど、違う勝負ができないか、ファイターズの行く道としてそれはいいのかとか、ちゃんと考えたい」。世界に誇る投打二刀流、ドジャース大谷の育ての親でもある栗山CBOは「本当にウチらしい選手って、ちょっと口にしたけど“そういう選手”。その素材は、あるので」と最後まで1位柴田の可能性をにおわせた。【木下大輔】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】ドラ1候補に福岡大大濠・柴田獅子「スター、二刀流含め作らなきゃ」栗山英樹CBO