楽天藤井聖(2024年9月18日撮影)

大ブレークした楽天藤井聖投手(28)が、来季への課題を口にした。今季は20年ドラフト同期の早川と並びチーム最多タイの11勝をマーク。だが、5回や6回で降板する試合が多く、最長は7回1/3と投球回数で物足りなさを感じたという。「球数がどうしても増えてしまってイニングが多く投げられないっていうところと、やっぱ奪三振率が少ないと思うので、そこは課題かなと思います」と来季を見据え、自己分析した。

藤井が22試合で126回、奪三振率5・29だったのに対し、早川は25試合で170回1/3と規定に到達し、奪三振率8・45。勝ち星こそ同じだったが、投球回と奪三振率の数値では差をつけられる形となった。「すごいんで、もう」と尊敬のまなざしを向ける早川と切磋琢磨(せっさたくま)しながら1つ1つ課題をつぶし、さらなる飛躍につなげる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】大ブレーク藤井聖「球数がどうしても増えて」来季は投球回と奪三振率の数値アップが目標