阪神対DeNA 岡田監督(中央)はベンチで厳しい表情を見せる(撮影・上田博志)

<セ・CSファーストステージ:阪神1-3DeNA>◇第1戦◇12日◇甲子園

本拠地で迎え撃つ阪神が9回の猛追も実らず、DeNAに敗れ、ファーストステージ突破へもう負けられない状況となった。

セ・リーグのCSファーストステージで初戦に勝ったチームは、突破率87・5%。阪神は初戦に黒星を喫した過去6度、すべて敗退となっている。負のデータをくつがえし、連勝で突破なるか。

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-才木は粘りながら

「粘りって、限度があるやんか」

-変化球に最初、苦しんでいた

「苦しむっていうか、全然やったやんか、そんなもん」

-昨日、4人をどう抑えるかと言っていた、そこに

「結局、1年間、一緒のやつに打たれただけやんか。それだけのこと。1年間、全然、対策もできんかったっていうことよ、結局はな。そのままや」

-守備に時間を取られたところがあって、打線もリズムに乗れなかったか。

「それもあるよ」

-選手にも力みが

「そんな力みとか、ここで言うてもしゃあないやんか、そんなの。みんな力むよ、そんなもんお前、こんな短期決戦やねんから。力まんとやってるやつなんかおれへんよ。そんなもんお前、結果やん。結局、それだけやん」

-1年間ずっとだが、1、2番が出ないと

「いやもう、1年間を象徴してるようなゲームやったよな、結局な。何にもできないもんな、だからな」

-塁に出る意識、つなぐ意識がほしかった

「いや、ほしいってもう、何試合やって、今言うてもしゃあないやん、そんなもん、当たり前のことやん、そんなん。うん、まあ、1年間の象徴、今年の象徴したゲームみたいなもんやな、はっきり言うて」

-7回まで四球も取れなかった。ストライクゾーンで勝負してくる中で、まずは真っすぐを捉えることが大事

「まずは真っすぐて…そら狙い球も、みんなそらなあ、1年間やって違うわけやから、攻められ方もなあ、そら真っすぐだけじゃないと思うけど。そらもうそんなん、1年間やって対策分かるやんか、何回当たってんのそんなん」

-桐敷2イニング目は、才木が5回までになったということもあって

「まあ、それもあるよ。明日高橋というのもあるしな、そらな」

ー2イニング目はもともと佐野までというプランか

「そやな。佐野までにな、1人くらい出ててもというのはあったけど」

-その前に牧に初球をあっさり

「そうやん、だから。おんなじやんか。1年間おんなじ打たれ方したよな。しかし、分からんのかなあ。スコアラーに言うたんやけどな、横浜で。分からんなあ。スコアラーに言うてもあかんわな、選手がやらんとあかんのやから。まあ、そういう1年やったよ」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】岡田監督あきれ顔「1年間一緒のやつに打たれただけやんか。それだけのこと」/一問一答