サウジアラビアのマンチーニ監督(左)。手前は森保監督(ロイター)

<FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:サウジアラビア0-2日本>◇10日(日本時間11日)◇第3戦◇キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー

日本(FIFAランキング16位)がアウェーでサウジアラビア(同56位)に2-0で勝利した。MF鎌田大地(28=クリスタルパレス)とFW小川航基(27=NECナイメヘン)のゴールで3連勝。勝ち点を9に伸ばし、C組首位を独走する。

敗れたサウジアラビアのロベルト・マンチーニ監督(59)が、試合後の会見で感情をあらわにする場面があった。日本人記者から「あなたは給料に見合う仕事をしているのか?」と問われると「俺の給料を知ってるのか、銀行口座を見たのか」と激怒した。会場からは笑い声も漏れたが、監督は怒りの表情を浮かべていた。母国のイタリアメディアでは、同監督の年俸は40億円とも報じられている。

ホームで0-2の敗戦を喫したことについては「日本は強いチームだし、とてもいいチームだ」と相手を称賛。一方で「でも心配することは何もない。私たちはいい試合をしたと思う。今日に関しては、得点のチャンスをあまりつくれなかった」と言い、自チームのプレーに自信を示した。

サウジアラビアは3試合を終えて1勝1分け1敗の勝ち点4。中国を3-1で破ったオーストラリアに抜かれて3位に転落した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【サウジアラビア】「俺の銀行口座を見たのか?」マンチーニ監督を激怒させた日本人記者の質問