町田浩樹(2024年3月21日撮影)

【ジッダ(サウジアラビア)9日=岩田千代巳】 3バックの左を担うDF町田浩樹(27=サンジロワーズ)が攻守で存在感を示す。

サッカー日本代表(FIFAランキング16位)は10日(日本時間11日深夜)、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビア代表(同56位)と対戦する。

9月のアジア最終予選の中国戦、バーレーン戦ではクリーンシートで解消に貢献した。町田は「しっかりゼロで終われたこと、複数得点を取れたというところが良かったと思いますし、この前の相手はそれなりに自分たちがボールを持つ時間が長かったんで、相手に持たれた時間が増えたとき、自分たちの対応の部分はこれからの課題」と振り返った。

前の2試合では、町田が持ち上がって左の攻撃にも参加。左ウイングバックのMF三笘薫との好連係も目立った。サウジアラビア戦でも、どう攻撃にアクセントを付けるかも勝敗を左右する。町田は三笘、トップ下のMF南野拓実、FW上田綺世との関係性を挙げ「距離感だったり、僕が運ぶ、運ばないところの判断っていうのも向上する余地はある。バーレーン戦の後半みたいに一本、ああいうスペースだったり、タイミングがあれば行きたいなと思う」と話した。

サウジアラビアはボール保持率が高いチームでもある。「持たれて自分たちでブロックをつくる時は、そこまで大きく崩れることが多分ないと思うので。相手のカウンターのリスク管理が大事」とイメージし、相手の武器になっているセットプレーについても「注意はしてますし、注意しても、防げないところもあると思う。そういう意味ではやっぱりセットプレーを与えないっていうところは特に注意してやっていきたい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】DF町田浩樹、守備だけでなく左サイドの攻撃でもMF三笘との連係の向上掲げる