9月29日、西武対ロッテ 戦況を見守るロッテ吉井監督

ロッテ吉井理人監督(59)はCSファーストステージ第1戦の先発投手について「スコアラーに言わないでくれって言われているので」と口を閉ざした。練習日となった9日はファーストステージの先発候補と思われる小島、佐々木、種市らがブルペン入り。本拠地最終戦で、指揮官はCSでの選手起用について「シーズン頑張った人たちは、やっぱり優先してあげなきゃいけない」と語っていた。

シーズンでの貢献度を見ると、初戦の先発は小島が最有力候補に挙がる。開幕から離脱することなく先発ローテーションを守り、チームトップでキャリアハイの12勝。開幕投手、交流戦初戦、後半戦初戦と大事な場面で先発を任され、信頼を置かれてきた存在だ。チームは今季エスコンフィールドで3勝9敗と大きく負け越しているが、そのうちの1勝が小島。直近も3連勝と勢いに乗る。

「短期決戦なので、ピッチャーが抑えたらそりゃいいですよね」と吉井監督が言うように先発投手が鍵を握る。昨年同様なら11日の前日会見で先発投手が発表されるが「いつも通り。直前になったら先発ピッチャーもわかるので、そこはいつも通りのやり方でやっています。あとは元気な子でうまくやっていきたい」と大事な試合を前に、具体的な作戦は明かさなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】吉井監督、CS初戦先発投手は「スコアラーに言わないでくれと」「頑張った人は優先」