5日、今季最終戦を終えあいさつする新井監督(撮影・加藤孝規)

広島新井貴浩監督(47)が来季も指揮を執ることが9日、正式に決まった。この日、広島市内の球団事務所で松田元球団オーナー(73)との話し合いの場が設けられ、監督続投を要請を受けて受諾した。

就任2年目の今季は8月に首位を走るも、9月に球史に残る大失速。セ・リーグタイ記録となる月間20敗(5勝)を喫し、最大14あった貯金が借金2まで減り、2年ぶりのBクラスとなる4位が確定。クライマックスシリーズ進出を逃した。

それでも球団は現有戦力を最大限に生かした手腕を高く評価した。投手では先発のアドゥワ、玉村、森らが経験を積み、中継ぎでは黒原、塹江らが戦力として台頭。野手では矢野を遊撃のレギュラーとして起用し、新たな戦力を育てた。

7年ぶりのリーグ優勝へ、覚悟の指揮3年目に臨む。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】新井貴浩監督の続投が正式に決定 7年ぶりのリーグ制覇へ勝負の3年目に臨む