ドジャースがパドレスに競り負け崖っぷちに…先発ビューラーが一挙６失点、打線は反撃及ばす

パドレス対ドジャース　3回表ドジャース1死満塁、満塁本塁打を放ったT・ヘルナンデス（中央）を迎える大谷（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ地区シリーズ：パドレス6－5ドジャース＞◇第3戦◇8日（日本時間9日）◇ペトコパーク

ドジャースがパドレスに競り負け、地区シリーズ突破へ後がなくなった。

1回にポストシーズン22打数ノーヒットだったベッツのソロで先制したが、先発ビューラーが2回にパ軍タティスの2ランや味方野手の失策や野選も絡んで一挙6失点を喫した。

打線は大量リードを許した直後に反撃。大谷翔平投手（30）らの3連打で満塁とすると、4番T・ヘルナンデスの満塁弾で1点差に詰め寄った。

その後は試合が落ち着きを見せ、ドジャース打線も沈黙。パドレス投手陣の前に反撃できなかった。

大谷は第3打席で左中間深くへの飛球を放つも、第4打席まで4打数1安打2三振に封じられた。

これでドジャースは3戦先勝の地区シリーズで1勝2敗となり、あと1敗でもすれば敗退の危機的状況となった。