ドジャース対パドレス 7回、ファンから投げ入れられたボールを前に厳しい表情のパドレス・プロファー(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース2-10パドレス>◇第2戦◇6日(日本時間7日)◇ドジャースタジアム

死球を巡って一触即発の事態となった。

パドレスが3-1とリードして迎えた6回無死、ドジャース先発のフラーティが、本塁打と二塁打を放っている2番タティスの左太もも付近に死球を与えた。タティスは静かに一塁へ歩いて向かったが、続く3番プロファーと4番マチャドがフラーティに声を荒らげた。

無死一塁で打席に入ったプロファーはバントヒットで出塁。タイムをかけてマウンドに集まったドジャース内野陣の輪が解けると、フラーティと口論になった。

球場は不穏な空気に包まれたが、7回のドジャースの攻撃前には左翼を守るプロファーの元にドジャースファンからボールが投げつけられた。直撃は免れたが、パドレスナインは激怒。安全を確保するために試合が約10分中断している間に、他のドジャースファンからグラウンドに缶が投げ込まれた。

プロファーは1回の守備で、ベッツの大飛球をホームランキャッチ。その際にドジャースファンから激しく声をかけられるシーンが見られていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャースvsパドレス第2戦、死球&ファンがボールや缶を投げつけ不穏な空気 試合10分中断