阪神ビーズリー(2024年9月28日撮影)

あるぞファイナル開幕投手! 阪神がCSファイナルステージに進出した場合、ジェレミー・ビーズリー投手(28)が16日の巨人との初戦(東京ドーム)で先発を任される可能性が浮上した。

宮崎でのフェニックスリーグ3日目の9日、DeNA戦(宮崎市清武)で調整登板することが濃厚。シーズン同様に中6日で回れば、巨人との第1戦で先発が可能になる。今季8勝の助っ人右腕で、G倒の先陣を切るプランだ。

対巨人は今季先発で3戦3勝、計18イニング2失点の巨人キラー。防御率もセ球団最良の1・00を誇る。しかも東京ドームに限れば、昨季のリリーフ時代も含めて1点も許していない。相性の良い敵地での伝統の一戦。チームは今季東京ドームで4勝8敗と負け越しているだけに、この男の先陣は頼もしい限りだ。

今季レギュラーシーズン最終登板となった9月28日ヤクルト戦(神宮)では、打球直撃のアクシデントもあり2回4失点で3敗目を喫した。首位巨人も勝利し、セ・リーグ連覇の夢が途絶えた1日になった。それでも「セ・リーグの優勝は逃したけど、日本一の挑戦はまだ分からない。そこはもっと頑張っていきたい」と次の目標に切り替えている。CSでは1勝のアドバンテージが与えられる巨人。相手は難敵戸郷が予想される。まずはビーズリーで五分に戻し勢いをつけたい。

12日からのCSファーストステージには初戦で才木、2戦目に高橋の先発が確実視される。盤石の先発編成で、ポストシーズンを戦い抜く。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】ビーズリー、あるぞCSファイナル初戦先発! 敵地巨人戦では来日2シーズンで無失点