神戸対山東 後半、山東ガオ・ジュンイー(右端)のレフプレーを巡って入り乱れる両チームの選手たち(撮影・前田充)

<アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):神戸2-1山東>◇2日◇1次リーグ東地区◇第2戦◇ノエスタ

ヴィッセル神戸がホーム初戦で前回大会で8強の山東泰山(中国)を下し、今大会初勝利を飾った。

この試合の終了間際に、両軍ベンチメンバーも含めてもみ合いになる騒動が起こった。

神戸が2-1でリードの後半アディショナルタイム、FWジェアン・パトリッキ(27)が左サイドのコーナー付近でキープしようとしたところ、山東の中国代表DFガオ・ジュンイー(29)が後方からスライディングタックル。このラフプレーに両チームのベンチから監督や選手が飛び出し、大騒動に発展した。主審から山東側に複数のレッドカードが提示され、その判定に納得できない山東は抗議を継続。山東ベンチは観客席からの声にも反応して、フェンスを乗り越えてスタンドに入り込む動きも見せるなど、最後まで落ち着きを取り戻すことのないまま、タイムアップを迎えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ACLE】混乱! 神戸が山東に勝利も終了間際に山東のラフプレーから騒動に発展