新潟L対日テレ東京V 前半、ボールを追う新潟レディースイレブン(アルビレックス新潟レディース提供)

<WEリーグ:新潟レディース1-3日テレ東京V>◇29日◇第3節◇味の素フィールド西が丘

新潟レディースが日テレ東京Vに1-3で敗れた。0-3の後半追加タイムに途中出場のFW山本結菜(21)が、ペナルティーエリア外から右足を振り抜き、ゴール右上に決めた。「打たないとまず入らないというところで積極的に打ったけど、まさか入るとは」。WEリーグ初ゴールを喜んだが、反撃には遅かった。

アンダー世代の有望株が多い相手に橋川和晃監督(53)は「ハードワークは注意」と警戒していたが、前半の2失点は自陣でボールを奪われた後に、素早い攻撃を仕掛けられて失った。

攻撃力も影を潜めた。日テレ東京V戦に向け「ゴール前へのアクションを増やす」と話していたが、シュート数5本に対し、相手は19本。指揮官は「切り替えの速さ、パスの精度だとか、もっともっと突き詰めないと。そこがベレーザさんよりも劣っていた」と厳しい言葉を投げかけた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【WEリーグ】新潟L、山本結菜「まさか入るとは」リーグ初ゴールも日テレ東京Vに及ばず