東京俵積田晃太(2023年3月12日撮影)

<明治安田J1:横浜1-3東京>◇第32節◇28日◇日産ス

FC東京が敵地で横浜F・マリノスに逆転勝ちを収め、今季2度目の3連勝を飾った。横浜に対しては20年7月以来4年ぶりの勝利となった。

FW俵積田晃太(20)が決勝点をマークした。1-1の後半15分、MF荒木遼太郎(22)からの背後へのパスに抜け出して、冷静に相手GKとの1対1を制した。「テキトーに打ったら入ったという感じです。いい感じに何も考えずに打てた。考えていたことを自然と考えずにできちゃってるっていうのが自分のいい時。それが今回出た」と無心にゴールネットを揺らした。

得点シーンは荒木がプレスバックでボールを回収したところか始まった速攻だった。飛び出すタイミングも完璧だった。「スピードに乗った状態で、本当にドンピシャでパスが来たので、タロウくん(荒木)やチームメート全員に感謝してます」と狙い通りだった。

チームは今季2度目の3連勝。次はホームでサガン鳥栖を迎える。「味スタで4連勝かつ、また自分が決めれたらいいなと思います」と2戦連発を誓った。【佐藤成】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【FC東京】決勝弾のFW俵積田晃太「いい感じに何も考えずに打てた」2戦連発&4連勝誓う