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バルセロナが長期離脱中のMFマルク・ベルナル(17)との契約を3年延長することで合意したと27日、スペイン紙アスが報じた。現時点でクラブからの正式発表はない。

ベルナルは今季、フリック監督下でスペインリーグデビューを達成。しかし8月27日のリーグ第3節ラヨ・バリェカノ戦で先発出場した際、相手選手と接触して左膝を負傷した。その後の検査で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂および外側半月板損傷と診断され、手術は成功したが、復帰に12カ月かかると伝えられている。

そんな中、バルセロナはベルナルとの契約延長を決定。選手がまだ未成年のため、両親とともに26日に契約延長の書類を作成したという。これにより契約は26年6月30日から29年6月30日まで3年延長され、契約解除金は現在の2000万ユーロ(約32億円)から25倍の5億ユーロ(約800億円)に引き上げられると同紙は伝えている。

ベルナルは14年に7歳でバルセロナの下部組織に加入。以降、順調にステップアップし、8月17日に行われたスペインリーグ初戦のバレンシア戦でトップチームデビューを果たした。膝に重傷を負うまでダブルボランチの一角として、開幕から3試合連続で先発出場していた。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 全治12カ月のMFベルナルがバルサと29年まで契約延長で合意へ 契約解除金が25倍の800億円に