浦和戦前のオンライン取材に応じる神戸の吉田孝行監督(C)VISSEL KOBE

ヴィッセル神戸は27日、翌日の浦和レッズ戦(ノエスタ)に向けて、神戸市内のいぶきの森球技場で非公開練習を行った。

22日のアルビレックス新潟戦では終了間際のゴールで劇的勝利し、25日に行われた天皇杯準々決勝の鹿島アントラーズ戦では、新潟戦から先発11人を入れ替えながらも、主力の相手に3-0と完勝。ハードな連戦が続く中でもしっかりと結果を残した。オンライン取材に応じた吉田孝行監督(47)は「チーム全員がいい状況だし、誰が出てもやってやるぞという気持ちになっている。良い意味でみんなで戦えている」と手応え。「べースは去年やっていたレッズのサッカー。いい守備からいい攻撃。そこに対してしっかりとどう崩していくかが大事になる」と警戒する浦和戦にも良い流れで入れることを強調した。

勝ち点1差で首位のサンフレッチェ広島と2位FC町田ゼルビアが対戦する今節、神戸は浦和戦に勝てば2位以上となる。それでも指揮官は「目の前の試合に勝つだけ。その結果何位になっているか。勝たなきゃ始まらないし、目の前の試合を全力でやるだけ」といつもと変わらぬ言葉で引き締め、この試合に集中することの必要性を語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】勝てば2位以上の浦和戦もいつも通り臨む 吉田監督「目の前の試合を全力でやるだけ」