Rマドリード・ビニシウス(2019年7月撮影)

レアル・マドリードFWビニシウス(24)に人種差別行為をしたマジョルカのファンが懲役刑を受けた。Rマドリードは27日、公式ホームページで「レアル・マドリードの選手に向けて人種差別の行為をした例として3度目の有罪判決が出た。被告人は平等および差別禁止プログラムの教育を終え、ビニシウスに謝罪の手紙を出したが、懲役刑の執行猶予判決を受けた」と明かした。

同ファンは、昨年2月のマジョルカ-Rマドリード戦でビニシウスを侮辱する行為をした。その2週間後にも、ナイジェリア代表でビジャレアルFWチュクウェゼ(25)にも人種差別行為をした。

マジョルカ法廷は、人種差別行為および道徳的な尊厳性を害した行為を認め、懲役1年、3年間のサッカースタジアム出入り禁止とした。

ただ、スペインは暴力を伴わない犯罪で、2年未満の懲役刑を受けた犯罪者が前科がない場合、追加犯罪を犯さない限り、執行を猶予することから、今回は執行猶予が付いた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 RマドリードFWビニシウスに人種差別したファンに懲役1年 執行は猶予、3年間スタジアム出禁