神戸対鹿島 神戸に敗れ肩を落とす鹿島の選手ら(撮影・和賀正仁)

<天皇杯:鹿島0-3神戸>◇準々決勝◇25日◇ノエスタ

鹿島アントラーズはヴィッセル神戸に0-3で敗れ、8強で姿を消した。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を戦う神戸は、リーグ戦から先発全員を入れ替える一方で、鹿島は主力が並んだ。

鹿島は前半15分に失点。後半頭から選手交代をし、終盤は前線に厚みを持たせ好機もつくった。最後のパスやクロス、シュートの精度に欠き得点を奪えず、逆にカウンターを浴び点差を広げられ終わってみれば完敗。公式戦で6戦未勝利となった。

ルヴァン杯に続き、天皇杯のタイトルも失った。GK早川友基は「1つタイトルを逃し悔しいですが、すぐにリーグ戦がやってくる。リーグ戦しか残っていない。そこへ全力を注ぐために、見つめなおして前へ進んでいきたい」と声を絞り出した。

後半11分に中盤の要、MF知念慶(29)が右膝を痛め途中交代するアクシデント。後半35分には、DF関川郁万がゴールライン上で相手の決定機をブロックしピンチを救ったが、足を痛めプレー続行が厳しい状態となっていた。中2日で迎える湘南ベルマーレ戦へ、苦しい戦いは続く。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【天皇杯】鹿島は神戸に敗れ4強ならず…GK早川「1つタイトルを逃し悔しい」リーグ戦へ切り替え