浦和対東京 後半、途中出場し、ドリブルで切り込む浦和原口(撮影・狩俣裕三)

<明治安田J1:浦和-東京>◇第31節◇21日◇埼玉スタジアム

浦和レッズMF原口元気(33)が、FC東京戦で、2014年6月1日以来、3765日ぶりに浦和の選手としてホーム埼スタのピッチに立った。

原口は10年前に浦和からドイツへ旅立った。当時は果敢にドリブルを仕掛けるアタッカーだったが、10年間でボランチからサイドバックまで経験。選手としての幅を広げた。円熟味を増して古巣に復帰すると、スコルジャ監督からはボランチでの活躍を期待された。

0-2の後半16分から投入されると、大歓声を浴びた。当初は2列目に入ったが、15分ほど過ぎるとボランチに下がった。状況を見極めてポジションを変えてボールを引き出すなど、攻撃の活性化に努めた。

前節の敵地ガンバ大阪戦で復帰し、待ちに待ったホームでのプレー。チームの勝利を優先しつつ「その中で個人的には思いっきり楽しみたい。埼スタで一緒に戦うという雰囲気をもう1回、僕自身も楽しみたい」と心待ちにしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【浦和】原口元気が3765日ぶり 浦和の選手として埼スタのピッチに 状況を見極め攻撃活性化