シュートするアトレチコ・マドリードのグリーズマン(AP)

<UEFA(欧州)チャンピオンズリーグ:Aマドリード2-1ライプチヒ>◇19日◇マドリード◇シビタス・メトロポリターノ◇1次リーグ第1節

【マドリード=高橋智行通信員】アトレチコ・マドリード(スペイン)がフランス代表MFアントワーヌ・グリーズマン(33)の1得点1アシストで、ライプチヒ(ドイツ)に2-1と競り勝った。

グリーズマンは1点リードされた前半28分にジョレンテが右サイドから上げたクロス右足のボレーで合わせて同点とすると、後半45分に左サイドからの正確なクロスボールでヒメネスの勝ち越しゴールを呼んだ。

33歳となるベテランだが、トップフォームを維持し、衰える気配はない。勝負を分けたのはグリーズマンの卓越した技術と戦術眼だった。両チームの指揮官もそのプレーを称賛している。

Aマドリードのシメオネ監督は「今日の試合で一番喜んでいるのはグリーズマンだ。我々はあのようなパフォーマンスを必要としている。彼は常に違いを生み出してきたし、好調だと違うことが起こる。彼が存在感を発揮できるように我々はそのことを要求しなければいけない」

また、ライプチヒのローゼ監督は「これは欧州CLであり、このレベルでは些細な点が勝敗を分ける」と1つのプレーが結果に結びつくことをあらためて実感。その上で「私も含めて、欧州CLの夜は特別だ。グリーズマンのプレーは見ていて楽しかった」とMVPに賛辞を送った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【欧州CL】グリーズマンMVP、シメオネ監督「常に違い生み出す」敵将も「見ていて楽しかった」