バルセロナFWレバンドフスキに指示を出すフリック監督(ロイター)

<UEFA(欧州)チャンピオンズリーグ:モナコ2-1バルセロナ>◇19日◇モナコ◇1次リーグ第1節

バルセロナのフリック監督(59)が今季の公式戦で初黒星を喫した後、「試合が完全に変わってしまった」とエリック・ガルシアの退場を嘆いていた。

日本代表MF南野拓実が所属するモナコを相手に、前半10分にGKテアシュテーゲンのミスパスを南野にカットされた後、エリック・ガルシアが後ろから倒してしまいレッドカードで一発退場となった。それ以降、数的優位のモナコに主導権を握られてしまい、最終的に1-2の敗北を喫した。試合後、フリック監督がインタビューに答えた。そのもようをスペイン紙アスが伝えている。

フリック監督はその際、エリック・ガルシアの退場について、「試合が完全に変わってしまった。それでも我々は常にトライし、情熱を持って守備をした。ミスもあったがゴールを決めようとしたし、何度かチャンスはあったが、モナコは勝利に値した」と見解を述べた。

バルセロナの監督として最初の敗北になったことについては「敗れはしたが、選手たちには大丈夫だと伝えたよ。我々はこの後もっと強くなり、日曜日の試合(ビリャレアル戦)に向けて回復する必要がある。各々がベストを尽くし、チームのために戦わなければならない。この試合には負けたが、これからも戦い続けるつもりだ」とすでに気持ちを切り替えていた。

また、フリック監督はチームが守備面で苦しんだことについて、「モナコはとても良かった。非常に速いのでそれは普通のことであるし、我々は守備に努めたが1-2で敗れた。彼らはその結果に相応しかった」と説明した。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【欧州CL】バルサ・フリック監督「試合が変わった」早い時間帯の退場に嘆き、今季公式戦初黒星