日本代表活動を糧に町田での奮起を誓う町田の望月ヘンリー海輝

FC町田ゼルビアDF望月ヘンリー海輝(22)にとって、日本代表でワールドカップ(W杯)アジア最終予選でバーレーンへ渡航したのが“初”の海外だった。

次節21日の北海道コンサドーレ札幌戦(Gスタ)に向けたメディア取材に応じ、日本代表の活動についてさまざまな質問が飛ぶ中で望月が明かした。

前節のアビスパ福岡戦を振り返る中で「海外へ行って帰ってきてすぐサッカーをするのが初めてだったので、うまく適応できなかった」と口にした。

そして「海外旅行は初めて。小さい時に(父の故郷の)ナイジェリアに行ったかもしれないが、覚えていない。感覚的には初めての海外だった」と告白した。

サッカーなどでの遠征遠征もないという。ただしパスポートについては「なんか持っていた」。ナイジェリア人の父、日本人の母のもとで埼玉県で育ち、名門の三菱養和ジュニアユース、同ユース、国士舘大という経歴だけに、意外な発言に周囲を囲んでいた誰もが驚いた。

その日本代表では38歳になるレジェンド、長友佑都(FC東京)の振る舞いに大きな刺激を受けた様子。「率先して声をかけたり、チームを盛り上げたり。周りを考えてやっている」。

「日本代表」という肩書を得ただけに「経験したことがすべて糧になっている。これを生かしていきたい」。J1で首位を走るチームは残り8試合。DFラインの主力となって優勝に突き進むことを誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【町田】望月ヘンリーの意外な告白「海外旅行は初めて」日本代表のバーレーン遠征で“デビュー”