甲府鳥海芳樹(2024年2月21日撮影)

<明治安田J2:横浜FC1-0甲府>◇第31節◇15日◇ニッパツ

ヴァンフォーレ甲府は横浜FCにセットプレー一発に泣き3連勝を逃した。前半はシュート0本で、後半もほとんどシュートまでたどり着けず、シュート3本で無得点に終わった。

背番号「10」を背負うエースFW鳥海芳樹は「逆に守備陣もピンチをつくらせない試合をしていた。最後決めきる力の差が出た」と振り返った。昨年はJ2ながらアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、随所に勝負強さを見せ1次リーグを突破した。鳥海も重要な試合で得点を決めた。今季はその勢いのままJ1昇格が期待されたが13位に沈む。J1昇格プレーオフ圏内(6位以内)まで残り8試合で勝ち点差9と厳しい状況だ。

鳥海は「(ACLの)流れのまま行ければよかったが、うまくいかないのがサッカーだと思う」と話し、「監督もロッカールームで話していたが、1人1人が試合を決められる選手にならないといけない。チームを勝たせられる選手にならないと」と巻き返しを誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲府】セットプレー1発に泣き3連勝逃す、ACLの勢い乗れず「決めきる力の差出た」鳥海芳樹