頭を抱えるレアル・ソシエダード久保建英(AP)

<スペインリーグ:レアル・ソシエダード0-2レアル・マドリード>◇第5節◇14日◇レアレ・アレーナ

【サンセバスチャン(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードのMF久保建英(23)はホームのレアル・マドリード戦にフル出場した。試合は後半にビニシウス、エムバペにPKを決められて0-2で敗れた。

代表から戻ったばかりの久保建英は、準備期間がほとんどない中、3試合連続の先発出場。いつも通り4-3-3の右ウイングに入りプレーした。

長距離移動の疲れを見せることなく、序盤からいい動きを見せ、積極的に攻撃に絡んでいった。開始早々にファウルを誘発すると、5分にペナルティーエリア内で相手をかわしてゴール前に惜しいスルーパスを出した。

その後も積極的な姿勢を見せ、13分にチームメートが前線に抜けるのを見るとロングパス。そして25分にスチッチがポストに当てたシュートチャンスをお膳立てし、39分には波状攻撃からゴールを狙うも、惜しくもDFにブロックされた。

久保は後半も右サイドでプレーした。しかし、アウェー初勝利を狙うRマドリードが攻勢を強めたため、前半よりも攻撃に絡む回数が減り、守備に追われる時間が長くなった。そんな中でも時折ゴール前へのパスやクロスを狙うがうまくつながらず、1対1はメンディに警戒されて抜かせてもらえなかった。最後までピッチに立つも、3試合連続で勝利を手にすることはできなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Rソシエダード久保建英、長距離移動の疲れを見せず序盤からいい動きで積極的な姿勢光る